こんにちはヒャッキヤコウです。
今回はMF・FW編となります。
GK・MF編はこちらへどうぞ。
MF
6.ジャン・パトリック 評価点:1.0
初っ端からこの人を書かなきゃいけないというストレス。彼の活躍する場所は芝生の上ではなくインスタだった。試合中だろうがインスタとFPSを欠かさず、挙句の果てはクラブハウスでドローンを飛ばすというアホの見本みたいなことを散々やってたらクビになった。
6.磯村亮太 評価点:6.0
シーズン途中からやってきた待望の本職ボランチ。それまでロメロと小泉とかいうカミカゼ特攻隊タッグを味わっていた新潟にようやくちゃんとした人が来てくれた。最初はあれもこれもやろうとしてパンクしかけていたが、小川と加藤がある程度タスクを担ってくれたので安定したプレーを披露。彼が目立たないくらいがチームとしてきちんとまわっている証拠だ。というかよく名古屋はこの選手を出したなと思う。
8.小泉慶 評価点:5.0
背番号8を背負った今季だったが、最後までレオ・シルバの幻影にとらわれたままだった。対人プレーとボール奪取は高いレベルにあるが、いかんせん気を利かせるプレーがまったくできない。広いフィールドを与えると迷子になるので呂比須体制ではSBが主戦場に。アダイウトンをほぼ1人で封じ込めたあたり彼を最初にコンバートしたヤンツーの目利きは確かだった。柏からオファーが来ているらしいが、ボランチとしてよりSBとしての評価が高そう。
10.チアゴ・ガリャルド 評価点:4.0
テクニックは半端じゃないものを持っていたが、練習生に削られたことにブチ切れてブラジルに帰った。プレーではとにかく自由でよくポジションを放棄して守備も適当。そのくせ妙なキープ力だったりヘディングがうまかったりと評価が難しい。2016年だったらうまくフィットしたかもしれない。今季インスタ芸人とともに新潟の暗黒を象徴する1人。
13.加藤大 評価点:6.0
走行距離ランキングの常連で顔が沢山並ぶ。ちなみに新人のときから顔があんまり変わってない。今季序盤はアタッカーで定位置を掴んだものの、呂比須体制ではボランチにまわされ磯村とコンビを組んだ。ボランチでその走力をいかんなく発揮し、攻守で危険なところに顔を出し続けた。今季大きく成長した一人でもあるし、自信と責任感が芽生えてきた兆候が見える。来季は10番背負ってもいいのではないだろうか。
15.本間勲 評価点:5.0
今季帰還を果たした新潟のレジェンド、彼をもってしても暗黒の新潟を救うことはできなかった。磯村・加藤のコンビが定着したため出場機会はほぼなく、今季で引退を決意。最終戦の流れは感動モノだったし、勲が慕われているのがよく分かった。来年からは別の形で新潟に貢献してくれるだろう。お疲れ様でした。
17.伊藤優汰 評価点:5.0
最後までジョーカーという役割からは抜け出せなかったドリブラー。途中投入だと流れを変えられる貴重な選手だが、頭から出るとやたら試合から消える。とはいえコメントなどからは責任感などが見て取れ、精神的には大きく成長したようだ。河田との連携には自信があるようなので来季このホットラインが見られるかもしれない。
18.成岡翔 評価点:4.5
イチゴ大好き変顔おじさん。最後まで怪我に悩まされたシーズンになってしまった。今季の新潟に足りないものは何かといわれたら成岡だったと思う。ばらばらになりがちな選手たちをつなぎとめてチームとして機能させる彼がいてほしかった。そして一度で良いからトップ下の成岡翔が見たかったが、実現することはなかったのが残念。
20.端山豪 評価点:4.0
イケメン。干されたのか実力がないのかよくわからない。時々気が抜けるプレーをするが、基本的には一生懸命だと思う。チームには数少ないトップ下適正がある選手なのでそろそろ伸びてきて欲しい。
23.酒井宣福 評価点:5.0
ルーキーのときからポジションをたらいまわしにされて未だ適正ポジションが見つからず。終盤の清水戦で決勝ゴールを挙げてからは自信がついたのか思いきりの良いプレーが見られるように。左利きかつ強靭なフィジカルをもつので個人的には前線をオススメしておく。
29.森俊介 評価点:4.5
鈴木武蔵に代わるお笑い芸人枠。昨年の天皇杯で就活に成功した職に悩む大学4年生期待の星。今季は加入して早々にプロの壁にぶちあたり伸び悩む結果になった。明るい性格で愛されキャラなので個人的には頑張って欲しい。
30.ロメロ・フランク 評価点:4.5
新潟にやってきた狂犬、30歳を超えて未だ荒削り。小泉とコンビを組み、サポーターと相手チームを恐怖に陥れた。しょっちゅうポジションを放棄して相手に向かっていったり、やばくなったらとりあえず削るという破壊神っぷりを見せ付けた。ブラジル人との橋渡し役を担ったのに不良2人が問題を起こすなど役割を全うできなかった。これは本人の責任ではないが。
34.原輝綺 評価点:5.5
新潟に突然あらわれたスーパールーキー。チーム史上初の高卒新人による開幕戦出場を果たす。サポーターはその実力に驚き、はやくも引き抜きの心配をし始めた。気が利くプレーができるのでSBとボランチどちらで育てるのか非常に悩む。
40.小川佳純 評価点:6.5
チアゴがハジケて消えた中、トップ下のポジションにおさまった。彼がいるだけでボールがまわり、前線からしっかり守備をしてくれるのでチーム全体の守備もハマるようになった。そしてチームに蔓延っていたネガティブな考え方を一喝して正しい方向に持っていた功績はあまりにも大きい。というか加入してすぐの選手にこんなこと言われるチーム状態ってどんだけやばかったんだ。鳥栖からのレンタル加入なので、どうにか誤魔化してうちの子にできないだろうか。
FW
7.ホニ 評価点:6.5
若い・速い・雑の3拍子揃ったザ・素材型FW。開幕してすぐはフリスビーに向かっていく犬みたいにロングボールにかっ飛んでいくので誰もサポートが追いつかず、孤立して自滅する場面が目立った。呂比須によって右のサイドに固定されると小川と河田というリード持ちによって長所を遺憾なく発揮し、チームのトップスコアラーとなった。インスタとチアゴとかいう不良2人がいたのにダークサイドに堕ちなかったのはえらい。また、負けたら降格というなかで累積リーチにもかかわらず最終節までイエローをもらわないなど日本の笛にも対応できていた。
9.山崎亮平 評価点:6.0
開幕当初はホニとの2トップという競り合いを放棄した戦術に四苦八苦。呂比須体制になってからは左サイドが定位置となり、終盤の4連勝に大きく貢献した。意外とトップ下もそつなくこなすことができ、スルーパスも良いものを持っている。守備も過労死寸前まで頑張ってくれるなど、正直いなくなったらかなり困る。神戸が狙っているらしいが、どうにか残留してほしい。
11.ドゥグラス・タンキ 評価点:5.0
類まれな身体能力でチームの救世主になるかと思われたが、いかんせん燃費が悪すぎた。中沢を吹き飛ばすフィジカルやヘディングの強さは見せ付けたが、光の速さで累積警告による出場停止となり、その代役の代役で出た河田がブレイクしてポジションを失うなど踏んだり蹴ったりなシーズンとなった。去就は分からないが、残留したら鬼の走りこみが待っていると思う。
14.田中達也 評価点:5.5
一時期はおそろしいシュート決定率を誇っていたスーパーサブ。34歳を迎えてもボールを引き出す動きは未だ健在。怪我による離脱が多く、いて欲しいときに不在ということもあって新潟は交代策が終盤まで微妙の一言だった。来年で35歳となるが、間違いなくチームに必要不可欠な存在なのでこれからもオナシャス。
32.河田篤秀 評価点:6.5
シンガポールでMVPを獲得した逆輸入選手。今季もっともサプライズだった選手でもある。タンキの代役である富山が怪我で途中交代となったときに棚ぼたで出場し、その試合で2ゴールを挙げて一気にスタメンをもぎ取った。上背はないが、強い体幹をもっており相手を背負ったプレーもそつなくこなす。PA内での駆け引きもうまく、待望の日本人ストライカーがあらわれてくれた。普通にやってくれれば2桁は固いと思う。
39.富山貴光 評価点:5.5
今季小川とともにシーズン途中で加入してくれた。クロスがあがるとどいつもこいつもファーに流れるFW陣の中、ニアに飛び込むという考えを持っている貴重な選手だった。代役として得たチャンスの試合で怪我で退くことになり、その代わりで出た河田が大活躍するなど運に恵まれなかった印象。実力は間違いなくあるのに中々チャンスに恵まれないのは見ている側としてもモヤモヤしてしまった。
49.鈴木武蔵 評価点:4.0
森俊介という強烈なライバルが出現した新潟のお笑い芸人。今年のピークは浦和戦の開始10分間のみ。新潟に必須な切り替えの早さがどうしても身につかず、決定的なチャンスをまるでノルマのように外し続け松本山雅に期限付き移籍。
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