2017年アルビレックス新潟の選手評価まとめ【GK・DF編】




こんにちは、ヒャッキヤコウです。

われ等がアルビレックスは実に14年にわたって在籍していたJ1からJ2に降格してしまいました。

かろうじて最下位は免れましたが、サポーターにとっても選手にとっても辛いシーズンでしたね。

というわけで今年のアルビレックス新潟の選手たちを振り返りながら紹介していきます。

GK

1.大谷幸輝 評価点:6.0

今年浦和からやってきたモノノフ。開幕戦から3試合くらいまでは守田に守護神の座を譲ったものの、ルヴァンカップの鳥栖戦からゴールマウスを守り以後怪我で離脱するまで新潟のゴールを守り続けた。地味に今年がJ1初出場ということで試合勘不足による判断ミスも目立ったが、慣れてくるにつれ安定したセービングとキックでチームを支えた。肝心なときに致命的なミスをしないだけでも新潟は彼に歓喜し、そんな彼がポジションを奪えなかった西川を擁する浦和を羨んだ。来季もいてくれれば間違いなく正GK筆頭だろう。

21.守田達弥 評価点:5.0

開幕からしばらくは出場機会を得ていたものの、大谷に正GKの位置を奪われてからはベンチウォーマーに。肝心なときに致命的なミスをする癖が中々治らず、そろそろノイアーを目指すのは止めたらと多くの新潟ファンが心配になった。そんな守田だが大谷が怪我で離脱していた7月と8月は余計なことをせずに高いパフォーマンスを見せつけ、新潟ファンが忘れかけていた守護神守田を思い出させる。だが大谷が復帰以降はポジションを奪えず、結局彼が出場した試合で勝利をすることはできなかった。

22.川浪吾郎 評価点:4.0

俺とお前と川浪吾郎。今年はリーグとルヴァンカップで1試合ずつの出場に留まる。恵まれた体格をしているが、いかんせんそれ以外の武器があまりにも無い。川浪の明日はどっちだ。

31.稲田康志 評価点:-

加入が決まったとき殆どの人は「?」が思い浮かんだと思う。どういうルートできたんだろう。試合出場はなかったので評価はできないが、練習態度などは素晴らしかったようで多くの選手の模範となってくれた。

DF

2.大野和成 評価点:4.5

上越の星。キャプテンに就任し並々ならぬ覚悟で挑んだ今季だったが、最悪の結果に終わる。自身も怪我で離脱し、復帰してもベンチで試合を見つめることが多かった。あえて擁護するのであれば、新人に毛が生えた程度の実績しかない監督にヤンキーブラジル人2名、磯村と小川抜きで開幕を迎えた時点で詰んでた。どうやってチームをまとめるっちゅーねん。プレーにおいてもハイプレスがしたいのかブロックを敷くのかチームで戦術が浸透しなかったせいもあり守備崩壊を招いた。

3.増田繁人 評価点:-

サクっと町田へ期限付き移籍。ジュフンが伸びた今、立ち位置は厳しいか。

4.ソン・ジュフン 評価点:5.5

今年のやらかし王、でも一年通して大きな怪我もせずにフル稼働してくれた。序盤はプレゼントパスや意識を宇宙に飛ばしてあっさりマークを外したりしていたが、細かいことを富澤に丸投げしてフィードと跳ね返しに専念させておけば無類の強さを見せることが分かり後半戦は守備の軸に。去就はわからないが、来季もいて欲しい。

5.前野貴徳 評価点:-

公式戦出場なしはおそらく初。キャンプはインフル、シーズン中は怪我と踏んだり蹴ったりだった。堀米が定着し原くんというスーパールーキーがいる中、彼の立ち位置は非常に厳しいものとなっている。彼があのFIFAクラブワールドカップでレアルと対戦したコルテースからポジションを奪った選手と覚えている人は果たしているのだろうか。彼の熱いハートは誰もが知るところなのでどうにかもう一花咲かせて欲しい。

19.矢野貴章 評価点:6.0

名古屋から戻ってきた名誉生え抜き。新潟時代のFWからSBへジョブチェンジしており、斎藤学を封じ込めるなどSBで成長した姿を見せた。しかし、度重なる怪我離脱やチーム事情によりサイドハーフや1トップでヘディングマシーンとして酷使される。とはいえ前線での存在感はさすがの一言でほぼ競り合いには勝ってくれる。来季の起用法は分からないが、もう一度FWに挑戦してみるのも面白いかもしれない。

24.川口尚紀 評価点:3.0

矢野の代役で試合に出たら見事に失点に絡み光の速さでベンチ外が定位置となった。攻撃のセンスはあるのにいかんせん貧弱なメンタルが未だに改善されず、ルーキーの原くんより序列が下になってしまった。定期的にヤンツーにモーニングコール頼んでメンタルを鍛えてもらったほうが良い。

25.長谷川巧 評価点:5.0

ほぼカップ戦要因。現状最も層が薄いのがサイドバックなのでしっかり育ててもらいたい。

26.酒井高聖 評価点:4.0

そろそろ頭角をあらわして欲しい酒井家の最終兵器。顔と走り方は高徳にそっくりだがまるで土嚢を背負っているかのごとくもっさり感が抜けない。ただ、フィジカルは間違いなく良いモノを持っているはずなので相手外国人にぶつけるミサイル役としてなんとか頑張ってほしい。

27.堀米悠斗 評価点:6.0

新潟ファンのオアシスとなった新加入選手。小柄ながらもガッツあふれる守備と意外な組み立て能力の高さ、そしてたまにみせる微妙なクロスを武器に新潟の左サイドバックに定着。ホニが左にいたときは過労死するんじゃないかってくらい守備に奔走したが、山崎が左に来たことでストレスから開放された。彼がいなくなると酒井宣福を使わざるを得なくなるのでどうにかバックアッパーを用意してあげて欲しい。

44.大武峻 評価点:5.5

今季途中からやってきた。名古屋では全体練習にも参加させてもらえなかったらしく、会見ではえらくイキイキしてた。加入してすぐに試合に出続けたが、途中加入が故にフィットしきれず。来季にかける思いは人一倍と思われる。

50.富澤清太郎 評価点:6.0

千葉からやってきた通称カンペー。精度の高いフィードとここぞというときに体を張れる頼もしさでCBの一番手に。相方が脳筋ばっかりなので細々したことを一手に引き受ける。正直彼がいなかったら新潟の失点数は1.5倍くらいになってたかもしれない。やっぱりマリノスでレギュラー張ってた選手は一味違うようだ。あとインスタでやたらコーヒーと森俊介の写真をアップする。

 

今回はここまで。

次回はMF&FW編になります。

 

 







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