奨学金返済の実情を書いてみる




こんにちは、ヒャッキヤコウです。

なんだか最近…というか近年『奨学金』に関して色々な意見が飛び交っていますね。

かくいう私も大学時代に『奨学金』を借りていて、今現在も返済をしています

というわけで、今回は私の『奨学金返済の実情』を書いてみようかと思います。

既に奨学金を利用している大学生の人や、これから借りる予定のある高校生の人にちょっとでも奨学金利用の実情が伝わればいいなって思います。

そもそも奨学金制度とは

そもそも奨学金の制度ってどういったものなのでしょうか。

詳しく説明すると物凄く長くなってしまうので、より深い内容で仕組みを知りたい方は各自調べてみてください。

ここでは制度をざっくり説明する程度で、返済の実情を語る記事ですので…。

さて、ざっくり奨学金制度を解説すると、経済的に余裕がなくて進学できない学生を対象に『低金利』もしくは『無利子』でお金を貸与する制度です。

おそらくトップクラスに利用者が多いのは『日本学生支援機構』だと思います。(私もここでした)

貸与型の奨学金には大きく分けで2種類あります。

  • 第一種奨学金
  • 第二種奨学金

この2つの特徴をさっくり説明すると、第一種奨学金は『無利子』で、第二種奨学金は『有利子』になります。

第一種奨学金は最大6万4000円くらい、第二種奨学金は10万円以上借りることができます。(大学や学部によって若干変わります)

当然『無利子』の第一種奨学金を借りたくなるのですが、これが中々審査が厳しく、高校・大学での学業成績が良くないと審査に通りません

また、返済の必要のない『給付型』の奨学金もありますが、こちらはもっと審査が厳しく、定員も少ないので殆どの方が『貸与型』の奨学金になると思います。

私が奨学金を借りた実情と使いみち

まず私は『第一種奨学金』でした。

私は姉がおり、先に大学進学をしていたので、経済的な負担もあって奨学金を借りることほぼ確定事項でした。

第一種奨学金は「受かればいいな~」程度で予約したらとれちゃった感じです。

奨学金の使いみちですが、奨学金を生活費に充てるような感じでしたね。

学費は親になんとか出してもらいましたが、仕送りはしてもらわない予定だったので。

奨学金の半分以上くらいは家賃で吹っ飛びますが、残ったお金とアルバイトの給料で生活していました。

私はいくらくらい借りて、いくらくらい返しているのか

私は限度額の6万4000円ほど借りていました。

大学4年間で300万ちょっとですね、毎月1万6000円くらい返済してます。

社会人になった瞬間に300万の借金って中々ロックですよね

無利子なのでこれくらいで済んでますけど、有利子だとこれにエグイ利息つきますからね。

毎月8万円ほど借りていた人は100万以上の利息つくみたいです。

当たり前ですが、借りた金額が大きければ大きいほど返済額も大きくなります。

本当に返済はつらいのか

今のところ私は会社勤めしてますので、なんとか大きな負担にならずに返済できています。

それでも毎月1万6000円はまぁまぁの打撃ですが…。

手取りが20万を超えていても2万以上の返済は中々しんどいと思いますよ。

フリーターの方や、いろいろな事情があって無職になった人にはマジで返済が辛いと思います。

あとは手取りが著しく低い人は首が回らなくなるのではないでしょうか。

結局のところ、自分の収入によって大きく負担が変わるのが実情です

これから奨学金を借りる人へ

奨学金』っていういかにも良い感じの名前が付いていますけど、結局のところ借金ですからね。

私は高校の先生に口酸っぱく「これは借金なんだぞ!」って教えられていたので覚悟ができていました。

そういった事前情報がなく、なんとなく高額の奨学金を借りてしまった人たちが、あとになって返済できずに破綻してしまっているのが今の状況なんだと思います。

まぁ、これは『大学へいかないとロクな就職先がない』というのと、『会社が奨学金を返しながら生活できるだけの給料を出さない』という原因もあると思いますが。

でも多くの人は真面目に返していますし、完済した人たちもたくさんいるわけで…。

奨学金を貸す側も減額返済制度などで多少は温情をかけてくれます。

ただ、奨学金が返せなくなると親などの保証人に請求がいくことになり、多大な迷惑をかけることになりますので注意しましょうね。

借りる際は返済も含めて計画した方が絶対に良いです。

いざ返済するときになって、毎月の返済額が大きな負担になるとメチャクチャつらいですよ!

以上、絶賛奨学金返済中の人からの助言でした。

ではでは。







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