こんにちは、ヒャッキヤコウです。
今回は『ガールズ&パンツァー劇場版』の感想の記事になります。
以前に『ガールズ&パンツァー 最終章』の感想を書いたのですが、丁度良い機会だったので劇場版の感想も書いちゃうことにしました。
2014年に公開された作品ですが、Amazonプライムビデオで視聴可能ですので会員登録しておくといつでも観れますよ!
ガールズ&パンツァー劇場版をAmazonプライムで観てみる。あらすじ
学校の存続を懸けた第63回戦車道全国高校生大会を優勝で終え、平穏な日常が戻ってきた大洗女子学園。ある日、大洗町でエキシビションマッチが開催されることに。大洗女子学園と知波単学園の混成チームと対戦するのは、聖グロリアーナ女学院とプラウダ高校の混成チーム。今やすっかり大洗町の人気者となった大洗女子学園戦車道チームに、町民から熱い声援が送られた。 戦いを通じて友情が芽生えた選手たち。試合が終われば一緒に温泉に浸かり、お喋りに華が咲く。そんな時、生徒会長の角谷杏が「急用」で学園艦に呼び戻される。いぶかしがる大洗女子のメンバーたち。果たして「急用」とは…? 大洗女子学園、決断の時―。新たな試合(たたかい)が始まる!
(公式ホームページより引用)
予告編
感想
(Yahoo映画より引用)
終わっていなかった廃校問題
廃校を回避するために全国大会で優勝を成し遂げた大洗女子学園でしたが、廃校の撤回はあくまで検討だったということで再び廃校問題が再燃します。
廃校撤回を確約させるには、大学選抜との殲滅戦(テレビでの戦いはフラッグ戦)で勝たなければいけないという超高難易度なミッションが課せられます。
相手が圧倒的に戦力が上の中で大洗女子が苦戦必死と見られていた中、ダージリンの働きかけにより他校の協力を得て擬似的な高校選抜VS大学選抜になる形で戦いが始まります。
劇場版ならではのキャラの大量投入、そして活かしきった
テレビ版で戦ってきたキャラクターたちがほぼ全て登場(50名以上)したということでオールスター感満載の映画でした。
この映画の凄いところは大勢のキャラをしっかり活躍させきったところでしょう。
日常的なシーンや戦闘シーンでも台詞こそ少なくても印象的な活躍を見せてくれました。
個人的には西住姉妹の関係性を深く描いてくれたのがうれしかったです。
昔のみほはあんなに活発で姉を振り回す性格だったのは驚きです、姉のまほも妹に対する思いやりだったり愛情というのがよく感じられました。
各キャラしっかりと活躍の場をもらいましたが、今まで名前しか分からなかった『継続高校』はその中でも破格の扱いと活躍でしたね。(あとアンツィオ高校も)
皮肉の効いたポエムを言うミカは個人的にツボに入ったキャラクターでした。(声をあてているのが能登さんだからかも・・・)
アキとの掛け合いも好きですし、表情豊かなミッコも台詞量こそ少ないですが運転技術の高さを示しました。
カール自走臼砲との戦いは継続高校の最大の見せ場であり、反撃の狼煙をあげるシーンだったので劇場版では一番好きなシーンです。
引き込まれる戦闘シーン
この映画の大部分を占めている戦闘シーンですが、この演出についてはさすがの一言でした。
リアリティを極力排除した中で感動を生み出すのはすごいですね。
戦車が戦闘不能になっても基本的に特殊なカーボンで守られているので人が死ぬことはないのですが、劇中でプラウダ高校がカチューシャを残して全滅したときの絶望感と悲壮感は泣きそうになっちゃいました。(その後のダージリンによるフォローもぐっときた)
それもキャラクターの魅力付けがうまくいっている証拠ですよね、ただのモブだったらここまではならないですし。
最後の西住姉妹と島田愛里寿との戦いも思わず息を呑むシーンでした。
ダージリンが劇中で残した「戦いは最後の5分間にある」そのままでしたね。
ほぼ台詞無しで効果音とBGMのみでの戦いがずっと続くわけですが、とにかく動く。
視点を細かく変えながらスレスレの戦いを見せられるのは心臓に悪いですね・・・。
最後は西住みほの捨て身の差し違えで勝利をもぎ取りますが、最後に空砲を放ったまほの表情が印象的でした。
まとめ
ガルパンはいいぞ(デジャヴ)
映画の内容自体はこれこそ劇場版という全てにおいてパワーアップした映画でした。
何度も思うんですが、ガルパンは『萌えアニメ』じゃなくて『燃えアニメ』だと感じますね。
正直なところ映画館で見なかったことを後悔する作品でした。
映画館の音響ならば尚一層迫力を感じられたと思います。
ただ、基本的に劇場版はキャラも戦車も沢山出るので劇場版から観始める人は混乱するかもしれません。
あくまでアニメ版をしっかり観た方が楽しめるということは言っておきます。
最終章が劇場公開されていますので、よかったら行ってみて下さい。
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